ニンジャスレイヤーのあれこれを綴るブロゴ

ニンジャとかの話を書きます。

今から始めるニンジャスレイヤー

アニメ化も決まり一気に知名度の上がってきたサイバーパンク・ニンジャ活劇小説「ニンジャスレイヤー」

知名度が高まるにつれてよく見かけるのが「ニンジャスレイヤー読んでみたいけどどこから読めば良いの?」「なんか色々出てるから手を出し辛い」といった声だ。

なのでここでは「今から始めるニンジャスレイヤー」と銘打ってあくまで個人的なニンジャスレイヤーという作品への入り方を紹介していこうと思う。

もちろんこれから紹介する方法がベストという訳ではなく、ニンジャスレイヤーはどこから読んでも面白いエンターテイメント作品なので、当然各々適当に読んでも良いだろう。

 

このニンジャスレイヤーという作品の面白さや世界観の説明等は非公式Wikiや他のニンジャヘッズ(ニンジャスレイヤーファンの呼称)のブログで触れられると思うのでここではあまり触れない事にする。

 

ニンジャスレイヤーは基本的に無料で全部読めます

 ニンジャスレイヤーという作品はTwitterで連載されている小説であり、現在では第3部「不滅のニンジャソウル」が連載中である。

公式アカウント@NJSLYRにて週に数度リアルタイム翻訳が行われており、実況用タグ #NJSLYR でニンジャヘッズたちが実況し楽しさを共有している。

もちろんこの公式アカウントをすぐさまフォローして現行エピソードから読んでも良いのだが、やはりある程度予備知識が欲しいという人も多いだろう。

 ニンジャスレイヤーの今までのエピソードは全てTogetterにまとめられており(なんとニンジャスレイヤーのカテゴリーもある)、いつでも無料で読める。

しかし、Togetterでは読みにくいという人も居るだろう。そんな人にはスマートフォン用のアプリを強くお勧めしたい。

androidの人には「Njslyr Reader

iPhoneの人には「NJRecalls

が有志により開発、配信されておりこれさえあればぐっと読みやすくなるはずである。

現在書籍版も第1部「ネオサイタマ炎上編」が全4冊、第2部「キョート殺伐都市編」が5冊(全部で8冊予定)発売されている。

書籍版は全体的に加筆や修正が行われており、「KEY MAN」のわらいなくによるアートワークも楽しめる。また書籍版限定翻訳のエピソードも楽しめる。

 

だがなんせ厚いしデカい。値段も興味本位で入るにはちょっと躊躇する人も見受けられる1200円(税抜き)である。ここで尻込みしてしまう人も居るようだ。

しかし上記の通りニンジャスレイヤーは無料でほぼ全部読める。書籍版限定エピソードも本筋の間を埋めるような話が多いので知らなくても問題は無い。

なのでまずは無料で読み、気に入ったら書籍版を買ってみると良いと思う。

 

個人的にお勧めする読み始め方

ニンジャスレイヤー翻訳チームがこの作品のリアルタイム翻訳を始めたのが2010年7月24日、ゼロ・トレラント・サンスイから始まったこの壮大なサーガは、今や膨大な数のエピソードとなっている。最初から全部読むと思うと気の遠くなる人も居るだろう。

ということであくまで個人的にお勧めする入り方

第2部から読み始める

という事を提案したい。

勿論第1部も面白い。相当に面白い。今でも人気上位のエピソードも有る。

しかし第1部は人によっては中盤ちょっとダレる。エピソード毎のつながりがあまり無く、ニンジャスレイヤーの基本スタイルである「何か出来事が起こり(起)、それが進展し(承)、ニンジャが出てきて(ニンジャ)、ニンジャスレイヤーが殺す(結)」という起承ニンジャ結のパターンが多いからだろう。

そこで第2部からのスタートである。第2部「キョート殺伐都市」編は孤独な復讐者ニンジャスレイヤーに徐々に仲間と呼べる者が集まってきたり、エピソード同士の繋がりも大きく、伏線の貼り方と回収の妙味も凄い。そして割と数エピソードに渡って生き残る魅力的なキャラクターたちも多い。

もし第2部を読んでいて心に残ったキャラが居たなら、非公式Wikiからキャラクターを検索し、1部に登場エピソードがあればそれを読んでみるというつまみ食いもお勧めだ。

 

第1部を読まないと分からない部分とか有るんじゃない?と心配する人も居るかもしれないが、1部では「妻子を殺された復讐としてソウカイヤというニンジャ組織を壊滅させたが直接の仇には逃げられた」事だけ知っていればさほど問題は無い。

それに第2部でガッチリ心を掴まれていけば、自然と第1部も読み始めるはずだ。

これはTogetterやアプリで読むのでも書籍を買って読むのでも両方お勧め出来る。書籍版第2部1巻、「ザイバツ強襲!」から買うのであればちょっと高いと思う人も居るかもしれないが是非ドラマCD付き特装版を買って欲しい。このドラマCDの出来がまた物凄いのだ。(ドラマCDに入っているのは第1部のエピソード2本)

 

ニンジャスレイヤー ザイバツ強襲!【ドラマCD付特装版】

ニンジャスレイヤー ザイバツ強襲!【ドラマCD付特装版】

 

 

 この物凄い出来のドラマCDを聞けば、来たるアニメ版ニンジャスレイヤーがどういう感じになるのか想像出来るだろう。ドラマCDで「ヤモト=サンがカワイイ!」とか「ダークニンジャ=サンかっこいい!」とか思ったなら非公式Wikiの各キャラページから登場エピソードを読んでいく、そういうのもまた楽しい。

 

Togetterやアプリで読む場合、非公式Wikiの「掲載順まとめ」の順番に読む、「時系列順」に読む、と2種類の読み方があるが、掲載順に読めば時系列シャッフルならではの「えっ誰だよこのニンジャ当たり前に居るけど!」とか「あの時こういう事になってたのか!」のような驚きが味わえるが、やはり入りやすさを重視するならば「時系列順」だろうか?

ただし、時系列順の順番はあくまで有志ファンによる予測の部分も多いため、必ずしも完全に時系列順では無い事を覚えておいて頂きたい。

 

 こうしていく内に2部を全部読みきった、という人が居るならきっともうこの作品の虜となっているはずだ。私も2部最終章をリアルタイム実況し「この作品が終わるその時まで付いていこう!」と心に決めたものだ。

 

ここまで「2部から入る」という入り方を提案してきたが、私も実際こういう入り方というか、1部は美味しいところだけつまみ食いしつつ、2部を掲載順に読んでいった。そしてハマった。そりゃもうこんなに小説にハマったのは始めてだってくらいの勢いでハマった。

なのでこの入り方は実はかなり個人的な思い入れが込めれらていたりするので、あくまで参考程度にして頂きたい。

 

個人的、という話をすると私は「今川泰宏監督作品(Gガンダムとかジャイアントロボとか)」や「特撮ヒーロー作品」、「時代劇」をこよなく愛しているので、この辺の作品やジャンルが好き、という人なら私と同じくハマれると強く思う。

 

さて、ニンジャスレイヤーはメディアミックスとしてコミカライズ版もなんと3バージョン出ている。それの紹介もこの際しようと思ったのだが、一緒にやるとあまりにも長くなってしまうので、コミカライズから始めるニンジャスレイヤー、みたいなのを次回は書いていこうと思う。

 

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